鱸ボックス

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2021年2月釣行ログ

概要

思い出そうとすると寒かったとか全然釣れなかったみたいな辛いイメージばかりフラッシュバックするのですが、いざツイッターを遡ってみるとサイズはアレなものの意外と数は釣れておりイメージとの乖離に驚いております。

おそらくこの負のイメージは太いパターンを捉えられずにいたことが原因じゃないかなと。ベイト見つけて爆釣!みたいな釣行は来年の糧となりますが地形についてるセイゴ数本をちょろっと釣った釣行の再現性を翌年以降に探りに行くことは無いため得られた情報的にはほぼ無に近いのが痛いです。

さて、不穏な書き出しですが2月について振り返っていきます。プランは1月同様マイクロ主体でハゼとヒイラギ探しに勤しんでおりました。また状況次第ではホタルイカも絡めて行った感じです。ヒイラギ・ハゼに関しては先月と同じような展開だったので割愛します。

マイクロベイト

1月と同様にナイトゲームでは沿岸部やサーフが良い傾向がありクロソイやメバルが混じりつつそこそこ釣れてくれました。一応中旬のタイミングではようやく今年初のスズキサイズも穫ることができ、もうアフター期間かと心躍らせたものでしたがその後は完全にサイズが落ち込みセイゴサイズばかりになりぬか喜びであったと痛感することとなりました。

先月と比べて変わった点としては河川での釣果があったことが挙げられます。それもデイで。河川下流域ではセイゴサイズながらも時折ボイルが見られるほどに活性は高く、ワームや表層系ミノーでそこそこの釣果が得られました。ただ釣れるのはやはりセイゴサイズばかりなので産卵後のアフターに関してはこの時点ではまだ全然戻ってきていなかったように思います。

河川内では産卵に参加していないであろうセイゴが主体で、沿岸部を回遊している群れはまだサイズが良い傾向があったことからアフター群はあくまで沿岸部と沖を行き来しているだけであり、マイクロベイトを追って河川内に侵入してるわけではないのではないかと思いました。水温な関係なのかベイトの関係なのかはわかりませんが早期遡上マイクロに良型が着くというモデルケースは少なくとも富山では成り立っていないような気がします。ただまあ決めつけは良くないので今後も要調査ってことで。

ホタルイカ

自分の観測範囲で去年のホタルイカの最初の接岸を確認したのは2月下旬の新月周りでしたので今年もそのくらいからチャンスが有るのではないかと中旬頃から朝マズメ前を目掛けて沿岸部を調査していたところ、下旬頃のは接岸が確認できフッコサイズを何匹かキャッチすることができました。ただ、マイクロ付きよりはマシながらも結局ここでもサイズは伸び悩むこととなりました。去年はここで70アップも仕留めていたことを鑑みると、やはり積雪年は暖冬に比べてアフターの戻りは遅いのではないかと推察しています。

この時期のホタパに関してはマイクロベイトとポイント被りしていることもあり、例え接岸がなくても釣果が望める傾向があります。また、ホタルは来ているが捕食されていたのはマイクロ、といったケースもあるため冬季に関しては明確にホタルイカに標準を合わせる必要性は薄いのではないかと思っています。海が荒れることも多いため飛距離が出て状況にアジャストさせやすい通常のシーバスルアーのほうがホタルイカルアーよりも優秀だなと感じました。

総括

先月に引き続きサイズに悩まされる結果となりました。まあこの時期は毎年悩まされてる気もしますが意外と数は出るのでサイズ狙いでなければ結構楽しめるシーズンでもありますね。

ちなみにこの時期くらいまではマイクロベイトもあまり遡上していないこともあり、割とシーバスの居場所が絞りやすいのですが春が進んでくるとマイクロの遡上と雪代による影響でシーバスの居所が非常に絞りづらくなります。なにせベイトは遡上してるのに水温的な関係でシーバスが付きにくいという状況が発生するからです。ベイト的にもホタルイカが海側、マイクロが川といったように分断していくためどっちを追うのか決めないと中途半端なまま惨敗・・・みたいなことになります。こういうときに延々とホタルイカを待っていられるような「待ち」のタイプの人にアドバンテージがあって、自分のようなランガンしてないと落ち着かないみたいなタイプは苦戦を強いられると思います。自覚症状はあるので改善していかなければなと思ってはいるのですが生来の気質もあってなかなか良くなってはいません・・・。

とりあえず物理的に時間が掛かってしまうよう持ちルアーを増やしてローテーションで時間をかせぐ作戦で行こうかなとか色々思案したりもしてますので改善できたらまた記事にしていきたいです。