鱸ボックス

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シーバスワーミング語り

最近ワームが熱いです。ここ数年の俺しか知らない人は俺がワーム使うイメージってあんまりない気がするんですが、実は4年前まではかなりワームの使用頻度が高く、下手したらルアーボックスにワームしか入ってなかったりするくらいでした。

ジグヘッドから始まり、VJみたいなスイミング系、あとはバス用とかサーフ用とかめちゃくちゃ色々試してたのですが、結局その当時は「プラグに釣果で勝てない」と結論を出し使用頻度はどんどん減少していきました。や、釣果だけなら普通に出てたんですが如何せんサイズが出なかったのがしんどかったんですよね。110本釣ってランカー2本とかやってらんなかったです。

というわけでここ数年はワームの使用頻度がかなり低かった訳なんですが冬季に関してはワーム無双になるのは周知の事。ここ数年雪がヤバすぎて冬に釣りできてなかったのもワームの頻度が減ってた要因の一つなんですが、今年は珍しく雪が少なかったので改めてワームを深掘りしてた所…めちゃくちゃ奥が深い。数年前の自分のワーム練度だとおそらく釣れてなかったであろう魚がワラワラ釣れるのです。

というわけで今年良かったワーム使用法について書いていきたいと思います。

使用タイミング、シチュエーション

ワーム自体は年中釣れるルアーではあるのですが、とりわけパワーを発揮するのがベイトが小さい状況かつ水質がクリアな状況です。

水質が濁ったりベイトがある程度の大きさになった時点でワームの釣魚力の優位性がほぼなくなり、フックサイズによるバレ易さとか手返しとかのデメリットの方が上回り始めます。つまり使う意味がなくなります。 

というわけで水質クリア、ベイトが極小みたいな状況で使うわけですが、端的に言うと冬がそういう状況です。低水温によるクリアウォーターとメインベイトがシラス類がなることにより圧倒的な優位性が浮上します。特にデイゲームはその傾向が顕著です。

ちなみにナイトゲームだとシンペンとかバイブのが勝る状況が増えてきますので視覚的な影響って結構デカいのかなと思ったりします。

使用方法、リグ

シーバスにおけるワームの王道と言ったら

・砲弾型ジグヘッド+ピンテール

・スイミング系ジグヘッド+シャッドテール

の2種ですが、流石に王道に位置するだけあってこの2つで大体のシチュエーションがこなせてしまいます。前者は静ヘッドにR32とかアルカリ、後者はVJとかストライクヘッドのことです。

さて、数年前の自分はほぼほぼスイミング系ジグヘッド+シャッドテールがメインでしたし実際それで冬場に17本とか釣ってたんですが、ケースバイケースで全く釣れないことが割と発生しうることに今年悩まされました。その際にその穴を埋める形で機能したのが砲弾型ジグヘッド+ピンテールワームです。デイゲームではピンテールワームの逆付けによるワインド、ナイトゲームではスローなただ巻きでスイミング系では釣りきれない状況を打破できました。

現在は砲弾型ジグヘッドは飛距離がしょぼいので初手から投入することはなく、スイミング系で広く探ってアタリあったり魚っ気あるところを見つけたらピンテールでネチネチせめて絞り出すみたいな役割で運用しています。魚を寄せるパワー含めてサーチ能力はやはりスイミング系に優位性があります。

ちなみにピンテールの代表例でR32を記載しましたが、R32はダートはできないのでアルカリとかミドルアッパーのほうが汎用性は高いです。R32はナイトのただ巻き専用って感じですが、現状他のピンテールに比べて際立って釣れる気はしないのでダートさせてデイでもナイトでも使えるのを選ぶのが無難かと思います。

ジグヘッドは10gを基準に7gと14g程度を揃えておけば大体のシチュエーションはイケます。ボイルしてる、水深が浅い、スローのほうが反応がいいみたいなときは7gを、深い、流れ早い、風強いみたいなときは14gと使い分けましょう。

あ、ちなみに最近はバス動画みてミドストとかもワンチャンありそうかなと思ってバス用ワームも買い漁ってみてます。ボイル時とかシャローで良さそうな気がするんだよなあ。

釣れたらtwitterとかで語ります(笑)