鱸ボックス

リアルタイム釣果はTwitterにて

ロッド考

去年ひたすらディアルーナ86MLを酷使していたのですが今年に入ってからガイドラッピングの傷みやブランクヘタリが気になりだし、これを機にロッド新調をしようと様々なメーカーのロッドに手を出しておりましたが…改めてロッド選びの難しさを痛感しております。

ロッド変える毎に発見と学びが湧いてくるのですがいい加減アウトプットしておかないと記憶から忘却して同じ轍を踏みそうなので適当に今の考えを書いていきたいと思います。

レングスは8f~9fがベスト

使用状況としては中規模な自然河川。河口のズカズカと入るウェーディングから、中流部の川幅10m程度の瀬、ブッシュ撃ちまで一本でこなせる最適なレングスを探るべく色々試しておりましたが、最終的には下限は8f、上限が9f程度がベストだと結論づけました。

当初は河口では9f6inのロングロッド、中流では7fクラスのショートロッドの使い分けまで想定していたのですが、河口戦ではウェーディングで飛距離をカバーできることからショート化して取り回しを向上させたほうが良い事、中流でもラインメンディングや足元のストラクチャーを交わすためにある程度のレングスが必要であることから、どちらで使用するにしても8f~9fがベストという結果となり、一本化する事となりました。

パワーはM~MHクラス

正直ここはまだ定まって居ないのですが、基本的に魚のサイズが良い事やPE1.2〜1.5号をリーダー結束部を巻き込んでキャストすることからある程度太糸を想定したパワーのロッドが好ましいと思っております。

今の所、12cmミノーが上限ならばMクラス、ウェイキーブーやアマペン等の大型プラグを上限とするならMHクラスが適切かと考えております。去年までであれば秋シーズンはウェイキーブーが主力クラスだったのでMH一択だったのですが、今年の河川工事の影響で来年以降も12cmプラグまでで済んでしまいそうな気もしてるのでそこが悩みどころです。

また、メインラインも1.5号と1.2号で悩んでいるのもパワー選定が決まらない要因でもあります。これも工事絡みなのですが例年落鮎パターンは1.5号一択だったのが流れが緩くなったため1.2号でもクリアできてしまうようになっており、通年を見据えるなら1.2号で通してしまってもいい気がしています。

河川形態が変わらない想定でなら正直言うとMクラスに1.2号がマストな気もしています。多分これになりそう。

ガイドは大きめ

ライン号数からの話が続きますが、基本背面が草だらけのようなテイクバックに制限がある中でのキャストが多いためリーダー結束部をガイドに巻き込んでキャストする状況が非常に多いです。そのような場合ガイド径がある程度大きくないとティップ絡みが頻発してまともに釣りが成立しなくなります。

特に強風時はそれが顕著です。改善策としてはガイド径が大きいものを選ぶ事やRGガイドのような多点ガイドシステムが挙げられ、現在シルバーストリーム87レッドアイ(大口径ガイド)とディアルーナ多点verで使用感をテストしている所です。正直今の所は大口径ガイドが優勢に感じておりますが、レッドアイに関してはあまりもガイド径がデカすぎてスナップすら素通りするのが移動時に割と億劫になっています(笑)。現在トップガイドだけもうちょい小さくしてもいいかなとも思案中(ライン号数も1.5→1.2に落とす予定)。

グリップ長は短め

ウェーディングでの取り回しもあるのですが、最大の理由はピン撃ちの際に身体の前で竿を振ること。グリップが長いとベストに当たり非常に邪魔。という訳で基本的にショートグリップ重視…なのですが各社によってグリップ長表記が微妙に異なるため結局見て触らないとよくわからないパターン。体感としては肘にエンドが来るくらいがちょうどかなと思っておりますが最後はブランクとのバランスもあるので難しいところです。最悪ちょっと長くても我慢はできるので優先順位は下位に位置します。

総括

まとめると「8~9fのMクラス、ショートグリップでガイドは大きめ」が基本フォーマットになりました。

個人的にはウェイク系の使用率が高いことからティップ柔でノリ重視も加えても良いかなと思いますが、これによってキャスト感も変わってくるため結局は買って振ってみないことにはその性格は掴みようがありません。

現在は若干オーバーパワー且つグリップ長めかなと感じつつもシルバーストリーム87がいい感じなのでしばらく使っていきたいと思います。若干パワーダウン版だと同シリーズの810も候補かなといったところ。

まあ色々試して行きたいと思います。気が向いたらインプレも書くかも。