鱸ボックス

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2021年10月釣行ログ

例年、中型サイズが安定して釣れる10月ですが今年はかなり浮き沈みの激しい年だったように思います。基本渇水状態で、時折雨が少し降ってその後だけ一時的に良くなると言ったサイクルを繰り返していたような印象で、良いタイミングで釣行できないとなかなか難しかったのではないかなと。

ベイトとしては時期的には最有力が落鮎とコノシロ、次点でサヨリ、ボラとなるのでこのあたりを中心に探索をしておりました。

こちらは落鮎での釣果となります。見ての通りサイズがイマイチ伸び悩んでおり、渇水で鮎が少量しか落ちていないorシーバスが入る程の増水が無い、のどちらかが原因かと考えています。水温も下がりきっていない為、11月が本番かなあと。

ルアー的には例年ウェイキーブーやらをメインに据えているのですが、今年は水量も流れもない為12cmクラスのミノーを結構多用しております(重いとルアーが流れてくれない)。工事とかの関係もあって今後も流れはでなさそうなので今年はこのまま12cm主体で行きそうです。

多分イナッコとサヨリが両方ドバっと入って来たのかと思います。偏食ではないのでパターンとは言い難いですが一応ベイトの回遊に合わせての釣果なのでベイト由来の釣果としておきます。

先月からも同様ですが、北風で外洋が荒れたタイミングで差してくるイメージで特にサヨリはその傾向が顕著です。一旦入れば河川内に一気に分布して割とどこかしこでも釣れるようになり、ランガンで拾っていくのが効率的でした。

ルアーはデイであればリップ付きミノーが主体でイナッコ混じりならウェイク系も入れればだいたいカバーできた印象です。トップもどっちに有効に働いてるのかは定かではないですが良く釣れました。

ナイトサヨリは先月に引き続きシンペンが良(一番上のツイートの67cmも同一パターンです)。シャロー帯をゆっくり引ける軽量シンペンが個人的には好みです。

こちらはガイド釣行でのゲスト、hal氏の90cmでイナッコがベイトでの釣果です。超絶渇水のコンディションでしたが潮が高かったおかげで魚自体は入っており夕マズメタイミングでスイッチが入ってくれました。イナッコ系は基本常に河川内にいるので「ベイトが居る=釣れる」の図式がかなり成り立ちにくく、マズメなりの変化点に合わせるのが大事だと思います。まあ雨降って流れ出ればそんな事も考える必要ないのですが…(笑)

という訳で合計ランカー3本、ゲスト氏1本と結果だけ見れば割と好釣果に恵まれたように思います。実は例年10月は苦手でそんなにランカー出ない月なのですが今年はよく出てくれたなあと思います。反面50~60cmの安定感がなく例年よりもボウズ率も高く、最初に書いたとおり好不調の波が大きかったかなという感想です。毎年違って面白いね。