後期ハクパターン考
概要
後期のハクパターンについて書いていきます。時期的には5月中旬〜6月末くらいで、末にもなるとイナッコなのかハクなのかがそこそこ怪しくはなるのですが、一応その流れとして書いていきます。
後期の特徴としてはデイゲームが釣りやすくなることです。また、サイズも数も早期、中期と比べて抜群に出るようになります。ランカーもかなり出しやすくなるので積極的にトライしてみるて良いでしょう。
使用ルアー
この頃になると極端に小さいルアー、波動が弱いルアーはほぼ不要になり普通のシーバスルアーのほうが好釣果が望めます。釣れるサイズも大きいので大きなフックが搭載できるものを揃えると良いでしょう。個人的に好釣果があったのは以下のルアーです。
アガケ95F/120F
早期、中期では「一応釣れる」くらいの立ち位置だったのですが後期には一転して主力となります。去年もこの後期シーズンだけでランカー5本くらいは釣っており良いサイズが出やすいです。水面系はサイズ感を誤魔化しやすいのか、ハクの実寸とはかなりサイズの異なる120でもデイで普通に釣れます。
基本デッドスローで引波を立てて使用します。イナッコ混在であれば普通に巻いても良いですが、ハクがメインであればデッドスローの方が良い傾向があります。
サイレントアサシン99F
レンジが入ると途端にサイズ感にシビアになるのか99Fに釣果が集中しています。
普通に巻いても良いのですが、個人的にすきなのはジャーキングです。ハクの群れを見つけたらその中でジャーキングしハクの群れを散らすことで途端に釣れるケースが多いです。ジャークし始めるとボイルが発生するケースも多いため、この群れを散らす行為自体がシーバスの活性を引き上げているのではないかとも勘繰っております。
この「ジャークで群れを散らす」は冬期のマイクロベイトパターンでも使えるので結構汎用性は高いです。
ナイトゲームでの主力。ナイトのシンペンはサイズ感をかなり誤魔化せるので100でも125でもどっちでも良く連れます。
基本ミディアム〜スローリトリーブでU字ドリフトで使用します。
サルベージ70S
デイでもナイトでも使用しますがナイトはスロー気味に、デイでは高速巻きで使用することが多いです。
このころになると60サイズのバイブはフックサイズの関係からほぼ使用しなくなり70サイズばっかりになります。80サイズはまだ早いかなって感じですね。
ポイント
河川下流〜河口のほぼ全ての範囲がポイントになります。マップで見て河川の幅が広がっているようなポイントは有望だと思います。
雪代が終わって梅雨入りもしてないない時期なので下流周辺は基本渇水気味で流れも弛んでいます。なので流れで釣ると言うよりはブレイクや葦際などの地形変化で釣るのがメインになってきます。ハク自体、流芯に溜まるベイトではないので、いきなりフルキャストより手前から丁寧に探って行くと良いです。
タイミング
割と一日中いつでも釣れます…がやっぱり朝マズメと夕マズメは有望です。ちゃんと早起きして釣りに行きましょう。
基本渇水の時期なので雨後は大体チャンスです。ド茶濁りになると中流部に差して来たりもするので狙える範囲が増大します。
終わりに
一応これでハクパターン考は終了です。書いてると「結局早期〜後期まで使うルアー殆ど変わんないなあ」となって分けた意味が薄い気がしましたが、まあ使い方とかヒットルアーの偏りが違うので良しとしましょう(笑)
後期はめちゃくちゃイージーなので是非ランカー狙って頑張っていきましょう!