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中期ハクパターン考

前回の続きで中期のハクパターンについて書いていきます。

概要

中期っていつからいつまでだよって言われるとなんとも言い難いですが、個人的な感覚で言うとナイトで釣りやすくなってきたもののデイではまだ釣りづらいくらいの期間で、時期的には大体4月中〜5月中くらいです。雨や気温で前後するので正確には決めかねますが大体そのくらいかと。

早期と比べるとハクの群れが目視しやすくなり、釣れるシーバスのサイズ、数ともに上昇します。つまりイージーになります。

基本的に攻略法は早期とほぼ変わらないですが、使うルアーの位置付けが若干変わるので書いて行きたいと思います。

使用ルアー

アガケ95F/125F

早期では流れがある場合に使用するモノでしが、雪代の終わりとともに流れもタルくなるので使用頻度が下がります。反面、ハクのサイズが上がったことで95のほうが流れがなくても機能するようになる為、使用頻度が偏ってきます。また、早期に比べると普通に巻いて釣れる状況も増えてきますので95に関しては色々なシチュエーションで使用するようになってきます。

スタッガリングスイマー100S/125S

相変わらずの万能選手ですが、こちらも流れがなくなるためデッドスローでの表層レンジキープが更に困難になります(早期ではダウンで流れを当てることでスローに表層をキープ出来た)。

というわけでベイトが見えない状況、もしくはシーバスが沈んでいる状況に使用が偏ってきます。基本はカウントダウンでスローリトリーブ、ボトム転がしも有効です。

サルベージ60ES/70S

恐らく中期に最も活躍するのがバイブです。早期に比べハクの群れの層が厚くなるため中層付近でもハクがビッチリといった状況が多くなりレンジが合うシチュエーションが多くます。また、表層のセイゴのボイルの下に良いサイズが潜んでいるケースも多く、それらを狙い撃ちできます。

去年は60ESをメインに後半は70Sも交えていましたが、今年は70Sを主体にサイズアップを狙っていこうかなと思案中です。

ポイント

河川では結構上の方までハクが入り込むようになります。また、ハクと稚鮎の居場所が分かれてくるため、早期であった「とりあえずどちらかは居る。あとは狙い方で区別。」という状況が減り明確にハクを意識してのポイント選定が要求されるようになります。

早期段階で稚鮎がいたような流れの強いポイントが流れが緩むことでハクのポイントになり、稚鮎はもっと上の流れの強いエリアという配置になりやすいのでそこを意識していくとよいかと思います。タイミングは早期同様に夕マズメが有望ですので割愛。

終わりに

早期と比べるとポイントもルアーも釣れる選択肢が広がるので易化し、また釣っていても楽しいパターンになります。個人的な観測範囲だと50~60cmくらいがアベレージで良くて70cmくらいがよく釣れるイメージです。まだランカー出すには弱いかなぁというのが正直なところ。

今年はここに書いたこと以外のことも試してサイズアップ狙っていきます。